概要
画像の各ピクセルを「パレット内のいちばん近い色」に置き換える減色ノードです。
グラデーションやノイズなどの連続調素材を決めた色数に落とす、ドット絵制作の
締めの工程を担います。ディザ模様を入れたい場合は dither、ベタッと落としたい場合は
こちらを使います。
使い方のポイント
- プロジェクトのパレットを接続して使うのが基本形。素材ごとに色がバラけず、
後からパレット side の一括差し替え(
palette_swap等)が効くようになる - グラフの最後(書き出し直前)に置くのが定石。途中の加工ノード(ブラー・カーブ等)は 中間色を作るので、減色後に加工すると色数が増えてしまう
- パレット未接続時の自動抽出は
Representative(代表色)が減色向き。Exactは「すでにパレット通りの画像から実際の使用色を回収する」用途 palette出力から実際に使われたパレットを取り出せるので、後段のpalette_*系や 資料出力に流用できる
よくある失敗
- 微妙な明暗のディテールが消える: 近い色同士が同じパレット色に潰れるのは仕様。
ディテールを残したいならパレットに中間色を足すか、
ditherで疑似的な中間調を作る - 予期しない色に寄る: パレットに極端に近い色が2つあると割当が揺れる。
パレット側を整理するか、前段で
tone_curveにより明暗を離す - 透明の縁にゴミが出る: 半透明ピクセルの色が置き換わって目立つケース。
preserve_alpha(既定ON)を確認し、必要なら前段でanti_aliasや縁の整理をする
注意
- パレット入力がある時は、そのパレットを優先して使います。
- パレット未接続時は
extract_modeとmax_colorsに従って画像からパレットを作ります。 Palette Extract+Palette Quantizeと分けても、Palette Quantize単体でも使えます。
使用例
- 画像を 16 色へ減色する
- 既存パレットへ素材画像を合わせる
Palette Swap前に、元画像をパレットへそろえる
関連ノード
dither— ディザ模様付きで減色したい場合(同じパラメータ体系の姉妹ノード)palette_extract— パレット抽出だけを独立して行うpalette_swap— 減色後のパレット一括差し替えgradient_map— 「明るさ→ランプ色」の規則で塗り直したい場合(近似色探索ではない)