概要
なめらかな色や明暗を、少ない段階のはっきりした色に整理するノードです。写真風のグラデーションをドット絵向けに荒くしたり、素材の色数を減らしたい時に使います。
space で、どの考え方で色を段階化するかを選びます。見た目の明るさや鮮やかさを保ちたい時は OKLCH、色相を扱いやすくしたい時は HSV、RGB 値をそのまま整理したい時は RGB が向いています。
使い方のポイント
palette_quantizeとの使い分け: パレット(具体的な色)が決まっているなら quantize、 「とにかく段数を減らしたい・パレットはまだ無い」ならこちら- 迷ったら
space = OKLCH(既定)。明暗の見た目が自然に保たれる levels_a/b/cは色空間の各成分に対応(OKLCHなら L/C/H)。まず A(明るさ)だけ 4〜6段にして、B/C は多めに残すと「陰影だけ整理」ができる- Hue成分は円環として量子化され、指定したN段が0度と360度の重複で N-1色になることはない
posterize_alphaをONにした時だけalpha_levelsが表示され、 色成分とは独立した段数で透明度を整理する- ポスタライズ後に
palette_extractを通すと「この見た目のパレット」が回収でき、 以後は quantize 運用に移行できる
よくある失敗
- 色がくすむ・濁る:
RGB空間で段数を減らすと起きやすい。OKLCHに切り替える - 半透明の縁が汚い:
posterize_alphaは既定OFFで透明度は保持される。 縁の半透明を整理したい時だけONにする - もっとドット絵らしい模様が欲しい: 段階の境目に網点が欲しいなら
ditherの仕事
使用例
OKLCHで明るさを 4 段階にして、影色を整理する。HSVで色相を少ない段階にして、近い色を同じ色味にまとめる。RGBで各チャンネルを荒くして、減色したような見た目にする。
関連ノード
palette_quantize/dither— パレット基準の減色gradient_map— 段階化と同時に色を差し替えたい場合tone_curve— 段階化の前の明暗調整palette_extract— ポスタライズ結果からパレットを回収