概要
ノイズや高さマップが「グレーの中間だけ」に寄っているとき、1ノードで全体をパリッとさせる補正です。 手動で範囲を決めたい場合は レベル補正(Levels)を使ってください。
技術詳細
- 完全に透明なピクセルは範囲の計算からも補正からも除外されます
- 全ピクセルが同じ値(範囲ゼロ)の場合はパススルーします
clip_percentは少数の白飛び・黒つぶれピクセルに引っ張られないための外れ値対策です
使い方のポイント
- 「ノイズ・高さマップが眠い」と感じたら、パラメータを考える前にまずこれを1個挟む。
gradient_mapやthresholdの前処理として効きが安定する strengthで効果をブレンドできる(0.5で半分だけ引き伸ばし)。全開で不自然なら下げるclip_percent(既定1%)は少数の極端なピクセルを無視する保険。ハイライトの点が 1つあるだけで全体が伸びない、を防ぐ
よくある失敗
- バリアントごとに明るさが揺れる: 自動補正は入力の分布に依存するため、
シード違いの量産では基準が毎回変わる。量産系では手動の
levelsで固定値にする方が 結果が安定する - 何も変化しない: すでにフルレンジ、または全ピクセル同値(パススルー仕様)。
変化させたいなら
tone_curveなどの手動調整へ
使用例
- ノイズの正規化:
Noise→Auto Levelsで中間に寄ったノイズをフルレンジ化し、Gradient Mapへ渡す - 高さマップの調整:
Height From Imageの出力を正規化して、Quick Shadeの陰影を強くする
関連ノード
levels— 手動で範囲を決める版(量産では安定)histogram_scan— 分布そのものを調べたい場合gradient_map/threshold— 正規化後の定番の行き先