概要
ドット絵の斜め線・曲線の「カクつき」を和らげる仕上げノードです。 ベタ面・直線・1px線には触れず、階段の内角だけに色を置きます。
技術詳細
- 「横隣・縦隣・斜め隣が同色で、自分だけ違う」階段の内角を検出して1回だけ混色します
- 検出は入力画像に対して行うため、処理が連鎖して輪郭が溶けることはありません
- パレット接続時は混色結果をパレットの最も近い色にスナップし、色数管理を保ちます
- 透明との境界はデフォルトで対象外です(半透明ピクセルを作らない)
- 透明との境界を対象にした場合は、透明度を考慮して混色します。完全透明ピクセルの 非表示RGBが黒や別の色でも、輪郭に暗い縁や色付きの縁を作りません
使い方のポイント
- パレットを接続して使うのが本領。中間色がパレット内の色に丸められ、 「手打ちAAと同じ色数管理」のまま輪郭が柔らかくなる
strength0.3〜0.6 が上品。1.0はかなり溶ける- かける場所はグラフの最後(減色後)。減色前にかけると中間色が量子化で消えたり暴れたりする
- 透明境界(
include_edges)は既定OFF。ゲームエンジンで半透明ピクセルが困る素材では OFFのままにする
よくある失敗
- 効果が見えない: 対象は「階段の内角」だけ。直線・ベタ面・すでに滑らかな輪郭には 何も起きない(それが安全設計)
- 色数が増えた: パレット未接続だと自由な中間色が入る。パレットを接続する
- 縁が半透明になって縁取りが濁った:
include_edgesがON。OFFに戻す
使用例
- 仕上げの定番結線:
Palette Quantize→Anti Alias(パレットも接続)→ 出力 - 回転後のケア:
Pixel Rotateの後に通して残った階段を和らげる
関連ノード
pixel_cleanup— ゴミドット・孤立点の掃除(AAの前段)palette_quantize— 減色→AAの順で使う相方pixel_rotate— 回転で生まれた階段のケア先outline— 縁取りと併用する場合は outline → AA の順