概要
RegionMap の境界や指定領域から「何ドット離れているか」を白黒画像にする ノードです。水際の明るい縁、岩の輪郭沿いの影、内側へ向かうグラデーション など、境界からの距離に応じた表現の補助マップを作ります。
使い方のポイント
- 縁取り表現の定番:
source=Boundary, falloff=段階, max_distance=1〜3で 「境界からNドットの帯」マスクを作り、下流の色調整・合成に渡す (水面の岸沿いの明るい帯、など) - なだらかな陰影には
falloff=線形/なめらか+ 大きめのmax_distance。 距離画像をそのまま乗算合成すれば境界に向かって暗くなる - 素材の内側だけに効かせたいときは
inside_onlyをオン (シルエット外への漏れを防ぐ) - 下流に渡すのは
distanceかmask。previewは確認用の結合画像なので使わない
関連ノード
region_border— 距離ではなく線そのものが欲しい場合region_fill— ベースの塗りとの組み合わせregion_mask— 特定領域のマスク化blend— 距離マップを使った陰影合成
RegionMap の境界、外側、指定IDからの距離を白黒画像として出力します。水際、岩の縁、境界付近の陰影、内側へ向かうグラデーション用の補助マップに向きます。
主なパラメータ
| ID | 内容 |
|---|---|
source |
距離の起点。領域境界、外側、ID指定、ID範囲 |
region_id / min_id / max_id |
ID指定・ID範囲の対象 |
metric |
距離方式。マンハッタン、チェビシェフ、通常距離 |
max_distance |
白黒化で使う最大距離 |
falloff |
線形、なめらか、段階 |
invert |
明暗を反転 |
inside_only |
OUTSIDE ピクセルを透明のままにする |
show_ids |
Inspector プレビューにIDラベルを表示 |
inside_only をオンにすると、シルエット外側へ距離画像が漏れないため、素材内の縁処理に使いやすくなります。
distance 出力は数値そのものではなく、距離を白黒化した Image です。ピンにマウスを合わせた時は画像サイズなどのメタ情報だけが表示されます。実際の距離の見た目は、distance を Preview ノードへつなぐか、このノードの入出力ポート表示で確認します。
このノード自身の preview は確認用に2枚を縦に結合しています。上半分は入力 RegionMap の色分け、下半分は distance と同じ距離画像です。後続ノードで使う場合は、結合済みの preview ではなく distance または mask を使います。
プレビューシード は上半分の領域色だけを変えます。distance、mask、距離計算結果には影響しません。
使い方
境界付近に均一な影や縁色を入れたい場合は、source = 領域境界、falloff = 段階、max_distance = 1〜3 くらいにして、mask または distance を下流の合成・色調整ノードに渡します。境界から離れるほど弱くしたい場合は falloff = 線形 または なめらか を使います。
source = ID指定 や ID範囲 は、特定の領域から何ドット離れているかを作る用途です。水際、岩の縁、特定素材の周囲だけ暗くする、などの補助マップに使えます。