概要
マスクの白い部分を太らせたり、細らせたり、小さなゴミや穴を整えたりするノードです。選択範囲を少し広げたい、細いノイズを消したい、透明部分のフチを調整したい時に使います。
source で選んだ成分を二値化せず、連続した濃淡のまま最小値・最大値処理します。
半透明やグレーのマスクでは、その濃淡も結果に反映されます。
使い方のポイント
- 4つの処理の覚え方:
Dilate=太らせる、Erode=細らせる、Open=白ゴミを消す(縮めて戻す)、Close=穴を埋める(広げて戻す) - 非ループ時の
Closeは、キャンバス外を穴として扱わず、画像端に接する元の形を 不意に削らないように処理します 元の形を残すはCloseの時だけ表示・適用されます。旧ファイルでほかの処理に true が残っている場合は、その値を無視して警告します- 処理上必ず空になる組み合わせ(例:
Dilate+Removed)は、空画像を返したうえで出力範囲に警告を表示します - マスクワークの定番前処理: 自動生成したマスク(
edge_detect/ しきい値系の出力)は Open/Close で一度掃除してから使うときれい pixel_cleanupとの使い分け: 1px 限定の保守的な掃除は pixel_cleanup、 半径を指定した本格的な整形は morphology
関連ノード
pixel_cleanup— 1px 限定の軽量版掃除mask/mask_boolean— 整えたマスクの使い先distance_field— 境界からの距離を使うもう1つの整形アプローチoutline— 太らせによる輪郭ではなく専用の輪郭線
使用例
Dilateでキャラクターのマスクを 1px 広げ、アウトライン用の下地にする。Erodeでマスクを少し内側に縮め、フチのにじみを消す。Openで小さな白い点ノイズを消す。Closeで塗りの中に空いた小さな穴を埋める。- タイル素材のマスクを処理する時は
wrap_x/wrap_yをオンにし、端の形も反対側とつながるように整える。