まず何に使う?
- 画像の必要な部分だけを残したい時
- 白黒マスクで「見せる場所」を決めたい時
Erase By Maskと逆向きの処理をしたい時
概要
白黒マスクで画像を切り抜く、マスク合成のいちばん基本のノードです。 「白い所を残し、黒い所を透明にする」——この1行を覚えれば、円形アイコン化・ 形の切り抜き・部分表示のすべてに応用できます。
使い方のポイント
- マスクの供給源は主に3つ:
shape_generate(白図形がそのままマスク)、threshold(画像から条件抽出)、path_mask(パスの形) - 灰色は半透明として効く。輪郭を1pxだけ灰色にした「柔らかいマスク」も作れるが、 ドット絵では基本白黒2値で使う
- 「切り抜いた上で別画像に重ねる」なら、このノード+
blendの2段でもよいが、blend_by_maskなら1ノードで済む
どう考えればいい?
- 白い所: 残る
- 黒い所: 消える
- 灰色: 半分だけ残る
invert をオンにすると逆になります。
Erase By Mask との違い
Mask- 白い所を 残す
Erase By Mask- 白い所を 削る
「マスクの形だけ見せたい」時は Mask、
「マスクの形で穴を開けたい」時は Erase By Mask を使います。
技術詳細
デフォルトではマスク画像の輝度をアルファ値として使用します。白い部分ほど残り、黒い部分ほど透明になります。alpha_enabled をオンにすると、輝度ではなくマスク画像の alpha を使います。
invertとalpha_enabledは入力ピン化できるため、複数ノードで共通制御したり
アニメーションから切り替えたりできます。
使用例
- キャラ画像に円形マスクをかけて、丸いアイコンにする
PathMaskの結果で、見せる範囲だけを残すinvertをオンにして、白い所だけ隠す
よくある失敗
- 全部消えた/全部残った: マスクが真っ黒/真っ白。マスク側をプレビューで確認する。 カラー画像をマスクにすると輝度で判定される点にも注意
- マスクのアルファで切りたいのに効かない: 既定は輝度判定。
alpha_enabledをONにする - サイズ違いでズレる: ソースとマスクのサイズを揃えるのが基本。マスク側を
canvas_resizeで合わせる
関連ノード
erase_by_mask— 逆向き(白い所を削る)blend_by_mask— マスクで2画像を合成まで行うthreshold/path_mask/shape_generate— マスクの供給源mask_boolean— マスク同士のAND/OR/差分