まず何に使う?
- 布や炎の形を一部だけ削りたい時
- マスクを使って画像に穴を開けたい時
- アルファ付きの mask で cutout を作りたい時
概要
マスクのアルファで画像に「穴を開ける」ノードです。mask(不透明部分を残す)の逆向きで、
布のほつれ・壁の破損・炎の欠けなど、素材から形を削り取る表現に使います。
使い方のポイント
- ダメージ表現の定番:
noise_generate → thresholdのランダムマスクで削ると 「欠けた・朽ちた」バリエーションが作れる(シードを変えて量産) - アニメで削り量を変化させると「燃え尽き」「溶解」の演出になる (マスク側のthresholdを時間で駆動)
- RGBは保持しアルファだけ減らす仕様なので、削った後に
outlineをかけ直すと 欠けた縁にも輪郭が付く
どう考えればいい?
- 不透明な所: 削れる
- 透明な所: そのまま残る
- 半透明な所: アルファに応じて一部だけ削れる
RGBの白黒は判定に使いません。同じアルファなら、黒・白・カラーのどれでも削る量は同じです。
invert をオンにすると逆になります。
ただしこのノードの主役はあくまで 削る 動きです。
Mask との違い
Mask- マスクの不透明部分を 残す
Erase By Mask- マスクの不透明部分を 削る
「残したい」なら Mask、
「穴を開けたい」なら Erase By Mask を使います。
注意
- RGB はそのままで、アルファだけを減らします。
- マスクのアルファが
1.0の所は完全に消えます。 - マスクのアルファが
0.5の所は半分だけ薄くなります。 - このノードは mask 画像のalphaだけを使って削り、RGBの明るさや色は参照しません。
invertは「逆だった時にすぐ直せる」ための軽い補助です。基本的に残す用途の本命はMaskです。
使用例
Shape Sweepで作った円マスクで布端を削るMask Boolean(Subtract)の結果を最終画像へ適用する- 顔グラフィックの一部だけを別形状で切り抜く
- エフェクト画像に流動的な cutout をかける
関連ノード
mask— 逆向き(マスクの不透明部分を残す)mask_boolean— マスク同士の演算で削り形を作るnoise_generate+threshold— ランダムな削りマスクの定番供給源blend_by_mask— 削るのではなく別画像に置き換えたい場合