概要
画像全体の色相・彩度・明度をまとめてずらす、いちばん手軽な色調整ノードです。
「同じ素材の色違い」を作る最短ルートで、hue を回すだけで
緑の草 → 枯れ草 → 毒沼のようなバリエーションが量産できます。
使い方のポイント
- 色違い量産の定番: 完成グラフの最後にこのノードを挟み、
hueをバリアントや変数で 切り替える。パレットで色管理している素材ならpalette_adjust_hsvの方が管理に馴染む saturationを下げると落ち着いた/古びた色調に(-0.3〜-0.6)、上げると鮮やかに。 ±1が上下限なので、大きく変えたい場合はまず彩度から触ると破綻しにくい- 明るさ調整が主目的なら
valueよりbrightness系やtone_curveの方が コントラストまで制御できる - 色相の回転は循環(±180°で一周)。+30°程度の小さなシフトは「時間帯の変化」 (昼→夕方)の表現に便利
よくある失敗
- グレー・白・黒が変わらない: 彩度0の色は色相を回しても変化しない(HSVの性質)。
無彩色に色を付けたい場合は
gradient_mapやcolor_select_replaceを使う - 見た目の明るさが揃わない: HSVの
valueは知覚的な明るさと一致しない (青と黄で同じVでも明るさが違って見える)。見た目基準で調整したい場合はoklch_adjust(知覚均等色空間)を使う - インデックスカラー素材の色がズレる: ピクセルの色そのものを書き換えるため、
パレット番号との対応は失われる。パレット運用中の素材は
palette_adjust_hsvで パレット側を調整する
技術詳細
RGB→HSV変換後にパラメータを加算し、HSV→RGBに戻します。色相は360°で循環します。
関連ノード
oklch_adjust— 知覚的に均等な色調整(見た目の明るさを保ちたい場合はこちら)palette_adjust_hsv— 画像ではなくパレットを同じ操作で調整するtone_curve/brightness— 明暗・コントラスト主体の調整color_select_replace— 特定の色だけ置き換えたい場合